お知らせ

京都い草自然農法研究所とは

日本人が数千年前から愛する“”日本の絨毯”、畳。 天然のアロマの香りや心地良い感触、そして空気の清浄化や温度調節など、日本人の健康を長年支えてきました。 そんな日本の伝統文化である畳が今、健康を害するものに変わりつつあります。

多量の除草剤、防虫剤を使用している外国産 の畳表により被害や、日本国で農薬を使用した畳が住民の家に持ち込まれることに農薬をはじめとしたたくさんの薬剤が使用された畳の増加により、シックハウス症候群など様々な健康被害をもたらしているのです。
また今の日本では、洋式住宅の増加により、畳を置く場所が 国内から年々消えていってしまっているのが現状です。


当研究所は、日本の世界遺産である古都・京都から「畳文化を日本で再興させること」、そして不可能に近いとされている“完全無農薬の畳生産”を目指して「様々な分野の専門家と手を組みながら研究を進めること」を目的として活動しています。

い草とは

“い草”は湿地や浅い水中で生育するイグサ科の単子葉植物です。
数千年前にインドからシルクロードを通って輸入されて以来、日本人はい草を様々な場所で使用してきました。 1メートル近くまで成長する長い茎は「畳」や「ござ」の原料として古くから親しまれています。

い草の効能

1.湿度・温度を調整
2.空気中の有害物質の除去
3.リラックス効果
4.衝撃の吸収する
5.抗菌・殺菌効果

集中力アップの効果も!
北九州市立大学森田博士の研究で、「畳部屋における学習効果」について発表され「畳教室には集中力持続効果がある」ことがあきらかになりました。

い草の農法

畳として使用される「い草」は収穫後、変色を隠し滑りを良くするため『泥染』を行います。
しかしこの泥染に使われる染土には着色料やPM2.5 が大量に含まれ、部屋全体に有害物質を放出することになります。
そして泥染を行う工場の職人たちは、泥の粉塵を毎日のように吸い込むため、喘息や肺がんなどの症状を抱えてしまうのが今の現状です。

また重大な問題点として挙げられるのが、「農薬」です。除草剤や防虫剤が使用された畳は室内で揮発的化学物質を発生しさせ、シックハウス症候群などの健康被害をもたらしています。

そして畳の床に包む「防ダニシート」。このシートには大量の殺虫剤が染み込まれているのですが、いくつかの公団住宅では使用が義務付けられている例もあります。

これほどまで、本来の畳の良さが失われてしまっているのが、今の現状なのです。

無農薬の難しさ
近年では、脱泥染を訴える農家さんが少しずつ増えていますが、無泥染ではい草の渇きが悪く、畳表が織れない問題も浮上しているため、そう簡単に実現できるものではありません。
熊本県・八代市では様々な農家さんが無農薬い草の栽培を目指し活動されています。
中でも故・山本一さんは、減農薬い草栽培・無泥染を推進し無農薬い草の実現に奮闘されましたが、全てが無農薬になったわけではなく、そして山本さんが他界されたあとにその技術は八代に受け継がれていないのが現状です。

無農薬になって実現できること

私たちはこれまで、自然と共生してき た生き物です。
脳科学の観点でも、自然なものの中に身を置くだけで人の脳波はアルファー波まで下がり、リラックスすることが研究により明らかにされています。
しかし農薬や化学物質など有害なものが身体に入ると体は防御反応を示し、ストレスだけが蓄積され、そして日本人特有の精神の安定も失われます。

私たちが本来備えている脳や体の能力を発揮し、健康な生活を手に入れるには、私たちの先祖が昔から大切にしてきた文化をを再度継承していく必要があります。
それらを見つめ直して継承できた時、第二次世界大戦以前の強い日本、健康な日本、そして豊かな日本を取り戻すことができるのではないか…私たちはそう考えています。

「本当の豊か は外側ではなく、内側から湧き出てくるもの」です。
日本国は今、様々な社会問題を抱えています。
このような時こそ、 外側の情報や最先端の情報に頼るのではなく、先祖代々、日本国が大切にしてきたことを継承する必要があるのではないでしょうか。
「日本から世界を変える」この 言葉をモットーに、私たちはこれからも活動を続けます。

研究協力者

中森いづみ

◆小児科・形成外科・栄養外来担当医
2005年医学部卒業。同年より臨床研修医。 2007年形成外科専攻。 2010年より鈴木形成外科勤務。2012年より分子栄養整合医学を学び始める。 2015年小児科後期研修医。2019年小児科専門医取得

吉彌信子

◆インテリアデザイナー
◆ 環境浄化提案 認定npo 地球環境共生ネットワーク:執行委員
環境に対するEM菌(有用微生物群)の使用方法などを伝える講座を開いている。 主に、
・生活から汚染を出さない生き方
・有機家庭菜園、生ごみの堆肥化
など、循環型生活の提案
子育てをしながら、日本の食に添加物が多い事に気づき、食の安全性は有機栽培から!このような思いから、活動を開始。 40年前に開発された琉球大学名誉教授の比嘉照夫氏のEM菌は安心,安全,超経済的で、誰でも取り組みやすく、お掃除,お洗濯など、日常にも使えて予防医学にも繋がる。専門のインテリアにも使えて、環境浄化の活動、 シックハウス対策, 健康ハウスの実現にも提案している

運営代表

南山紘輝 (みなみやま こうき)

株式会社 アルカコウキ代表取締役/NLPE英語コーチングスクール代表

京都の生まれであり、無農薬食材が脳や細胞、精神に与える効能の重要性を留学や自身の経験から痛感。現代における日本の農薬問題に着目し、自然農法普及の活動を進めている。

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    info@igusa-naturalfarming.com

    ■京都い草自然農法研究所 所長:南山